～ AAAの有観客公演、ライブ・ブーイング公演中止に関するお知らせ ～

この度、新型コロナウイルス感染拡大に鑑み、社内会議を行いながらぎりぎりまで粘りに粘った結果、2020年12月３日（木）に東京ドームにて開催を予定しておりました、Action Against Anything の有観客公演、および全国各地の映画館にて生中継を予定しておりましたライブ・ブーイング公演をついに断念せざるを得なくなりまして、無観客でのインターネット生配信という形で、コンサートをお届けさせていただくことと相なりました。

コロナでこのエンターテイメント界が大ピンチの時期に、”1円でも多くのお金をかき集めて足しにしたい”と、感染症対策は二の次でキャスト・スタッフ一同、想いを一つに、これまで資金調達を最優先事項に掲げて準備を進めて参りました。

しかしながら、東京都庁のコロナ対策センターの電話は鳴りっぱなし、主催者であるディンクガレッジにも苦情と不安の声が大量に届いているということ、またチケットの売れ行きも例年に比べてかなり低調で、あと数日なのに席がこのまま埋まらないならかえって赤字になってしまう、という社内の懸念の声もありまして、土壇場での苦渋の決断に至った次第でございます。

本公演をなんとしてでも決行・成功させたいという弊社トップの意向を尊重し、コロナに感染したくない、と戦々恐々としているキャストの想いはいったん脇に置いておいて、旗振り役である岸部六朗とスタッフ一同で議論を尽くしましたが、これ以上社会からのプレッシャーには耐えられない、という社員たちの悲鳴、またこのまま決行すると当社とそのアーティストたちのイメージにさらに傷がついてしまう、という顧問弁護士のアドバイスもありまして、断腸の思いにて無観客でのインターネット生配信とさせていただく判断に至りました。

“目に見えない収支報告”を目的としている本プロジェクトにおいて今回の決断は、金額そのものが激減してしまいそうで、その根幹が揺らぐ出来事です。

それでも、今年はAction Against AIDS からAction Against Anythingに改名したことで、その寄付金の使用目的がAIDSのみに縛られることなく、例え何に使おうと法的に問題ないようにできたことに関しては、とても喜ばしく思っております。
そして、来年からはその目的をさらに前面に押し出した「MMM（Money Money Money）」に、再改名しましてさらなる飛躍を遂げてまいる所存でございます。

「チャリティ＝善」という世間の固定観念を最大限に生かしまして、私たちに出来うる最高のエンターテインメント・バラエティ・ショーを、弊社俳優が亡くなったことも関係なく今年も皆様にお届けさせていただきます。

是非、そのよこしまな想いを、インターネット生配信にて受け取っていただきたく改めてお願い申し上げます。

既に来場チケット、ライブ・ビューイングチケットをご購入いただきました皆様におかれましては、返金手続きのお手間など、ご迷惑をおかけすることとなり大変申し訳ございません。なお、それに関する交通や宿泊施設の予約キャンセル料などの補填につきましては、弊社は知ったこっちゃありませんのでよろしくお願いします。

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【岸部六朗より】
スケジュールを割いてチケットを購入していただきましたお客様には、突然の無観客ライブとなり、本当に申し訳ありません。でも決して弊社は新型コロナウイルスや某俳優ファンからの圧力に屈したわけではありません。配信で、「Action Against Anything」の旗揚げであるチャリティ・ロンダリングを全力で成し遂げたいと思っています。

我々のチャリティは、お客様のお力で政権への上納や弊社豪華接待施設の建設などさまざまな「極秘プロジェクト」を可能にしてきました。それが、今年はお客様にご来場いただけなくなったことにより、すでに組み込まれているそちら方面への予算にも回せなくなってしまうため、私たちは正直言いまして非常に窮地に陥っています。

より多くの人に配信を見ていただきまして、是非オンラインでも、ライブブーイング以上の寄付をよろしくお願いいたします！

出演者スタッフ一丸となってこれからも弊社繁栄のために頑張る所存でございますので、何卒不都合な部分には（片）目をつぶっていただければ、と思います。

▼各種チケット払い戻しについて

【払い戻し受付期間】 2020年12月3日（木）12：00 ～ 12 : 10　

　　
上記払い戻し受付期間を過ぎますと、払い戻し手続きは一切出来なくなりますので、十分ご注意ください。